乳酸菌の基礎知識

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乳酸菌の基礎知識

大腸内の環境を健全な状態に保って、悪玉菌の働きを抑えるのに乳酸菌は重要な役割を担っています。その乳酸菌とは、いったいどのようなものなのでしょう。

 

乳酸菌とは、乳酸やブドウ糖を利用して増殖し、その過程で多量の乳酸をつくる、つまり乳酸発酵を行う菌のことをいいます。悪玉菌のようにタンパク質を分解して、アンモニア、アミンなどの有害物質を作ることもなく、食べ物を腐敗させない乳酸菌は、腸内にいくら多くいてもマイナスにはならず、身体にとってプラスとなる働きをするものがほとんどです。

 

乳酸菌は、微生物学の始祖パスツールによって発見されました。1857年、アルコールが酸っぱくなる原因を調べていた時に発見したといわれています。パスツールは、食品の発酵、腐敗は細菌の働きによって起こり、細菌の種類でその働きが異なることを解明しました。

 

また、乳酸菌の一種であるビフィズス菌は、パスツール研究所のティシェにより、母乳で育てられている赤ちゃんの便から1899年に発見されました。母乳で育てられている赤ちゃんは病気にかかりにくく、かかっても死亡率が低いことが知られていました。ビフィズス菌の発見もあり、乳幼児の健康の鍵を握る菌として、特に小児医学の分野で注目されてきました。

 

乳酸菌の種類は?
乳酸菌にはビフィズス菌以外にもいろいろな種類があります。乳酸菌の全てが善玉菌というわけではありません。菌の種類によって、乳酸を作る能力、胃液や胆汁に対する耐性、風味への影響力など、それぞれ特徴があります。

 

食品の風味を高め、長期保存を可能にする乳酸発酵は、昔から世界各地でいろいろな食品に利用されてきました。日本でも、味噌や醤油、ぬか漬けなど乳酸菌がいろいろなところで利用されてきました。